M365、SaaS、基幹システム…対象範囲、線引きできていますか?
日本企業1社あたりの平均導入アプリ数
(2025年、前年比15%増。米国は109個、日本は国別で最も高い伸び率)
出典:Okta Japan「業務アプリの利用動向に関する年次調査 Businesses at Work 2026」(2026年5月公開)
1社あたり平均53個。これが、日本企業が実際に利用している
業務アプリの数です。しかも前年から15%も増えており、
今後も増加が続くと見られています。
IAM導入を検討する際、意外と後回しにされがちなのが
「そもそも、どこまでを対象にするか」という論点です。
M365などのクラウドサービス
全社共通の基盤として使われることが多く、
多くの企業でIAM導入の出発点になります。
部門ごとに契約しているSaaS
営業・人事・経理など、部門ごとに個別契約された
ツール群。全体像の把握自体が難しいケースも。
オンプレミスの基幹システム
クラウドサービスとは異なる認証方式・権限体系を
持つことが多く、統合の難易度が高い領域です。
これらすべてを最初から一元管理しようとすると、
検討がなかなか前に進みません。53個ものアプリを
一度にすべて棚卸し・統合しようとすれば、
プロジェクトが止まってしまうのも無理はありません。
大切なのは、優先順位をつけて進めること
対象システムは、リスクの大きさ・利用者数・業務への
影響度をもとに優先順位をつけ、段階的に範囲を広げていくのが
現実的です。多くの企業では、次のような順序で
着手しています。
「完璧な全体最適」を最初から目指す必要はありません。
対象範囲の線引きと優先順位づけこそが、これまでお伝えしてきた
棚卸し・課題分析・認証方式選定を、無理なく前に進めるための鍵です。
自社にとっての優先順位、一度整理してみませんか。次回は、
これまでの内容を踏まえた「導入ロードマップの描き方」について
総まとめとして解説します。
IAM導入、まずは個別相談会でお聞かせください
自社の現状や検討中の課題について、担当者が直接お伺いする「IAM導入 個別相談会」を実施しています。
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