これまで2回にわたり、退職者ID・過剰権限・シャドーITといった
「見えないリスク」についてお伝えしてきました。では、実際に
IAM導入を検討する段階になったとき、多くの担当者がまず
つまずくのはどこでしょうか。

それは「製品選び」ではありません。いきなり製品を
比較検討する前に、まず必要なのは「現行のID管理・認証方式の
棚卸し」と「課題の可視化」
です。自社の現状が整理
できていない状態で製品を選んでしまうと、導入後に
「機能を使いこなせない」「運用が回らない」といった問題が
起きやすくなります。

QUIX ID ASSESSMENT SERVICE

最初の一歩を支援する「IDアセスメントサービス」

QuiXでは、現状把握から導入方針の策定までを支援する
「IDアセスメントサービス」をご用意しています。まずは
次の3ステップから着手します。

  • 1

    現行ID管理・認証方式の棚卸し
    どのシステムで、どの認証方式が使われているかを整理します
  • 2

    課題分析(退職者ID/過剰権限/シャドーIT等)
    自社固有のリスクを洗い出し、優先度を可視化します
  • 3

    IAM導入方針の策定(統合/分散/クラウド連携)
    棚卸し・課題分析を踏まえ、自社に合った方向性を整理します

※認証方式の選定(SSO・MFA・端末認証等)や権限設計、
導入ロードマップ策定については、次回以降のコラムで
あわせて解説していきます。

POINT ― なぜ現状把握から始めるのか

製品は「自社の現在地」が分かって初めて選べる

IAM製品にはそれぞれ得意・不得意があります。統合管理を重視した
製品、クラウド連携に強い製品、オンプレミスとの親和性が高い
製品など、選択肢は多岐にわたります。

どの製品が自社に合うかは、「現状どこに課題があるか」が
分かって初めて判断できます。現状把握を飛ばして製品比較から
入ると、結果的に遠回りになりやすいのはこのためです。

「何から始めればいいか分からない」という段階こそ、
まずアセスメントから着手するタイミングです。次回は、
アセスメントの先にある「認証方式の選び方」について
詳しく解説します。