IAM導入でよくある3つの失敗

IAM・MFA 基礎解説シリーズ 第4回 / 全6回

よくある現場の声

「IAMを導入したのに、期待した効果が出なかった」

原因を分析すると、3つのパターンに集約されます。

IAMを導入したのに期待した効果が出なかった――そんな声を現場からよく聞きます。原因を分析すると、3つのパターンに集約されます。


パターン ①

現場が使わない

認証ステップが増えることで生産性が下がると感じたユーザーが、共有アカウントや回避策に走るケースです。

対策

UIの改善とMFA疲労対策(Notification Fatigue対策)をセットで設計しないと本末転倒になります。


パターン ②

権限管理が追いつかない

入社時に付与した権限を退職・異動時に適切に削除できず、「ゴーストアカウント」や過剰権限が蓄積するパターンです。

対策

IAMをHR系システムと連携させた自動プロビジョニング/デプロビジョニングが不可欠です。


パターン ③

監査ログが取れていない

セキュリティインシデント発生後、ログが断片的で原因特定に何週間もかかる事態は珍しくありません。

対策

アクセスログ・認証ログ・特権操作ログを統合的に収集・保全する設計が最初から必要です。

POINT ― 3つのパターンに共通する根本原因

いずれのパターンも「ツールを入れれば終わり」という認識が根底にあります。
IAMは継続的な運用プロセスです。導入前から組織全体でその認識を共有しておくことが、成功の鍵になります。

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製品の説明よりも先に、現在の環境や懸念点をお聞きすることを目的としています。
「まだ検討段階ではない」という方もお気軽にご参加ください。