その端末、本当に信頼できますか?

IAM・MFA 基礎解説シリーズ 第3回 / 全6回

テレワーク時代の「管理外端末」リスク

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自宅の私物PC

パッチ未適用のリスク

👨‍👩‍👧

家族共用タブレット

第三者使用のリスク

カフェのスマートフォン

通信傍受のリスク


いずれも 正しいID・パスワードを持つユーザーが操作している ため、従来の認証では「正規のアクセス」と区別がつきません。

テレワークの定着により、社員が業務に使う端末は会社支給のPCだけではなくなりました。
自宅の私物PC、家族と共用するタブレット、カフェで使うスマートフォン――こうした「管理外端末」からの社内システムアクセスは、
IAMにおける新たなリスクの温床になっています。

問題の核心は「正しいIDとパスワードを持っていても、端末が安全とは限らない」という点です。
マルウェアに感染した私物PCから正規の認証情報を入力しても、その端末自体が攻撃者の手中にあれば、認証を突破した瞬間に情報漏洩が始まります。

この課題に対応するのが端末認証(デバイス認証)の仕組みです。
アクセスの可否をIDだけでなく「端末の信頼性」も加味して判断します。

端末認証が確認する主なヘルスチェック項目


証明書

デバイス証明書の検証――登録済み端末かどうかを暗号学的に確認


MDM

MDM(モバイルデバイス管理)への登録状態の確認


OS更新

OSパッチ適用状況――最新のセキュリティアップデートが当たっているか


AV稼働

ウイルス対策ソフトの稼働状態――リアルタイム保護が有効かどうか

POINT ― ゼロトラストは端末にも適用される

ゼロトラストの原則である「すべてのアクセスを検証する」は、ユーザーだけでなく端末にも等しく適用されます。
「会社のVPNにつながっているから安全」という考え方は、もはや成立しません。

次回はIAM選定において端末認証をどう評価すべきかを解説します。

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製品の説明よりも先に、現在の環境や懸念点をお聞きすることを目的としています。
「まだ検討段階ではない」という方もお気軽にご参加ください。